免疫力を高める5つの生活習慣

インフルエンザウイルスやノロウイルス、新型コロナウイルスなどの感染が話題になっている昨今ですが、なるべく感染しないための方法、または感染しても重篤化せずに治るために必要な日常的に行った方がよい生活習慣についてお話いたします。

私たちの体の中には感染を防ぐ免疫の働きがあります。

免疫力が働いていればウイルスや病原菌が体内に侵入しても免疫細胞によって駆逐されます。

感染はウイルスや病原菌の増殖のスピードに体内の免疫力が追いつかなくなった時におこります。

つまりインフルエンザウイルス、ノロウイルス、新型コロナウイルスであっても免疫力の働きが高ければ感染、増殖を防ぐことができます。

免疫力を高める最も簡単方法は「体温を上げること」です。

人体は体温が上がると比例して免疫力が上がるしくみになっています。

逆に体温が下がると免疫力が低下します。

ですから寒気がしたら即、厚着をしたり、カイロを貼ったり、温かいものを取ったりして体温を上げることが重要になります。

実際、私たちもウイルス感染や風邪の前兆(寒気やだるさ、喉の奥の微痛)があった時は即座に体を温めています。

ウイルスの増殖前に体を温めれば、ほぼ悪化することはありません。

あとは普段から免疫力が正しく感染時に最大の力が発揮しやすくなるように、日常的に体内を整えておく必要があります。

そのための生活習慣を5つご紹介します。

①暗くして良く寝る

私たちは人生の3分の1の時間は睡眠で過ごすといいます。

寝ている間に身体及び脳の疲れを休息させ、修復再生させているのです。

したがって、健やかな免疫の働きも睡眠によって維持されています。

暗くして寝ると体内のメラトニンの分泌がさかんになり睡眠の質を高めることができます。

②日光にあたる(ビタミンDの生成)

日光を浴びることで体内で合成できる唯一のビタミン、ビタミンDは、カルシウムや骨の代謝に欠かせない栄養素として知られています。

近年、ビタミンDは健康に対するより様々な効用があることが明らかになっています。

免疫力もビタミンDによって向上することがわかっています。

1日15分程度日光にあたることをおすすめします。

③ビタミンCを取る

ビタミンCは体内で免疫細胞が働く時に多く使われます。

多くの動物は体内でビタミンCを生成できますが人間はできません。

したがってウイルス感染した時などはビタミンCを大量に消費するので、日常的に柑橘類や野菜などを取ってビタミンCの補給をしておくとよいです。

④腸内環境を整える

免疫細胞の7割が腸内で働いているといわれています。

腸内環境を整えることが免疫力を高めることに繋がります。

腸内環境を整えるためには善玉菌を多く含む食材を取るのがよいです。

日本人に合った善玉菌食材である味噌、醤油、麹、納豆、梅干し、ぬか漬けなどです。

⑤運動、入浴、指圧などで血流をよくする

免疫細胞は血液の中にいます。

体温が下がり血行が悪くなると、体内に異物を発見しても素早く攻撃できません。

ですから日常的に血流を良くしておく必要があります。

運動をすると心拍数が上がり素早く免疫細胞を体の隅々に届けることになります。

入浴も温熱効果で血流を高めます。

指圧は運動や入浴でも血流が行き渡りづらくなっている硬結した筋肉をほぐして、全身に血流を行き渡せる効果があります。