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体の歪みの原因と対策

私たちの体は約200個の骨が互いに結合して骨格を形成しています。

骨格には約680個の骨格筋と呼ばれる筋肉や腱、靭帯が付着していて、その骨格筋が収縮、弛緩することで体を動かしています。

この骨格筋の一部が収縮したまま弛まなくなると、体の歪みが起こります。

骨格筋が弛まなくなる理由として、日常生活の習慣や自然環境など、様々な原因が考えられます。

今回はその歪みの原因と対策についてお話させて頂きます。

目次

①同一作業

まず歪みの原因として、同じ作業の繰り返しがあります。

同一の動作を続けると、その動作を集中して続けられるように、体を歪ませて一部の筋肉で保持しようとします。

保持する時間が長いほど元に戻りづらくなります。

たとえばパソコンでの目の酷使や座りっぱなし、スポーツでの練習のしすぎなどです。

対策としては逆の動作をするのが良いです。

目の使い過ぎたら暫く目の閉じる。

座りっぱなしなら歩く。

動き過ぎなら休む。

指圧で使い過ぎた場所をピンポイントでツボ押ししても良いです。

②運動不足

運動のしすぎでも体は歪みますが、運動をしなさすぎても歪みの元になります。

人体は適度に動かすことで、筋骨格や内臓が正常に働くようにできています。

対策としてはウォーキングするのが良いです。

手を暫くぶらぶらさせたり、軽く上下に体を揺すぶっても良いです。

定期的に指圧&ストレッチを受けて頂くと効果的です。

③内臓疲労

内臓疲労でも体は歪みます。

病気や暴飲暴食などで内臓に負担がかかると内臓の働きをサポートするためにまわりの筋肉が収縮し骨格に歪みが起こります。

対策としては、病気の場合は適切な医療を受けて頂くのと、暴飲暴食の場合はプチ断食が効果的です。

腹部を自己指圧するのも良いです。

④自然環境

季節の移り変わりや天気の変化、大気汚染など人体にストレスが加わり骨格筋を緊張させてます。

特に冷えや気圧や気温の急激な変化は体の歪みを引き起こします。

対策としては入浴で発汗することをおすすめします。

全身指圧も効果的です。

⑤精神的ストレス

不安や後悔などの精神的なストレスは、骨格筋を緊張させます。

うつ傾向の方などは頭から背骨、骨盤、踵まで硬直がおきます。

他の原因である同一作業や、内臓疲労、自然環境による歪みをさらに悪化させることもあります。

対策としては深呼吸や全身指圧など、物理的に体をリラックスさせることも1つの方法です。