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悪い所があるのに無症状?

動坂指圧の小川です!

最近は感染症のこともあり「無症状」という言葉に敏感になっている方もいらっしゃるかと思います。
しかし、体に悪い所があるのに無症状というのは珍しいことではありません。身近なところで言えば「肩こり」がそうです。
本人は肩がこっているつもりはなくても、肩の筋肉がカチコチに固まっていることは多いのです。

では、なぜ肩がこっていても無症状(痛みを感じていない)なのか?

主な理由としては、

①軽度の肩こりだから。

②腰痛など他にもっと痛い所があるから。

③こり過ぎていて感覚が麻痺しているから。

が挙げられます。

①はまだ体にとって問題になるほどの肩こりではないケースです。
若い人やスポーツをやっていて回復力が高い人などは、多少の肩こりくらいなら気付いていない場合があります。

②は脳の性質によるものです。
脳は一番悪い場所の痛みを優先的に感知して、その他の痛みは感じにくくなる傾向があります。
もし骨折してしまったら、肩こりの痛みなんて二の次です。
そのように、腰痛のようなもっと辛い場所が他にあれば肩こりはあまり気になりません。
こういった場合、腰痛が治った後に肩こりの痛みを自覚してきます。

一番の問題は③です。
元々肩こりが辛かったものの、それを我慢しな
がら長い時間過ごしてしまった場合、痛みに慣れて感覚が麻痺してしまいます。
この手の肩こりは治るのに時間がかかる厄介なタイプで、ほぐしてもすぐにカチカチの状態に戻ってしまうので、根気よくほぐしていく必要があります。

無症状の肩こりにはこれらような理由があります。
最近はオンラインでの仕事や勉強で肩こりが酷くなって来院される方が非常に増えています。
今は特に肩こりを自覚されていない方でも、一度体のメンテナンスだと思って早めに指圧を受けていただくと良いと思います。
すでに硬くなっているかもしれませんよ(^^;)

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動坂指圧「和み」

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