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深い呼吸と浅い呼吸

動坂指圧の小川です!

「深呼吸をしましょう」という言葉をよく聞いたり目にすることがあるかと思います。
なので「深呼吸は良いもの」というイメージが一般的です。
もちろん深呼吸は大切ですが、なんでもかんでも深呼吸をすればいいというわけではありません。
時と場合によって呼吸を使い分ける必要があります。

では、どんな時に深呼吸をしたら良くて、どんな時にしない方がいいのでしょうか。
するべき時は、
当然ですが「休む時」です。
休憩時や家でリラックスする時などで、これはみなさんおわかりか
と思います。

反対にしない方がいい時というのは、仕事やスポーツなどで「ここ一番」という大事な場面で深呼吸をしてしまうことです。
これは意外とやってしまう方が多いですね。
深呼吸をすると脱力します。すると体の軸も緩んでしまい、体の動きが不安定になってパフォーマンスが低下します。
例えば野球のピッチャーであればコントロールが乱れますし、ぶつかり合うような競技であれば耐え切れず倒れやすくなります。
仕事で言えば、重要なプレゼンを控えている時に、本番前に深呼吸をするとリラックスできますが、集中力も低下して頭の回転が鈍りがちになります。


では、大事な場面ではどういう呼吸がいいのか。
イメージしていただくのは「針の穴に糸を通す場面」です。
正確な動きと高い集中力を求められる動作ですが、この時呼吸は「息を止める一歩手前くらいのわずかな呼吸」になっているはずです。
つまり浅くて小さい呼吸が頭と体を働かせるのに適しているのです。

動きたい時と休みたい時で自分がどういう呼吸をしているかチェックしていただくと、仕事やスポーツ、リラックスする時の質を向上させるのに役立つかと思います(^^)

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